腕時計のこだわりたいポイントの1つでもあるベルト(バンド)!
素材の種類によって特徴があり、それぞれ一長一短です。
ここでは腕時計の購入に際し、ベルトの種類の紹介や、
季節によって使い分ける為に押さえておきたい、それぞれのメリットデメリットを紹介していきます!!
画像出典:http://wear.jp/daisy78/8749891/
目次
ベルトの種類と特徴
ナイロン系ベルト
出典 : https://global.rakuten.com/en/store/mano-a-mano/item/141601s/
NATOストラップなどのミリタリー系ウォッチに代表されるナイロン系ベルト。
カジュアルなファッションとの相性が抜群にいいです!
メリットとしては
・軽くて丈夫
・交換用のベルトが手頃
・簡単に自分で交換できる
・カラーバリエーションが豊富
・ナイロンは化学繊維なので匂いが手につく心配が少ない
・文字盤から外して丸洗いできる
デメリットとしては
・デザインの好みが分かれる
・バンド幅がそれぞれ決まっているので交換時はあらかじめサイズ確認が必要
といったことが挙げられます。
ラバー(ウレタン、樹脂)系ベルト
出典 :https://item.rakuten.co.jp/chronoworld/10000022/
ウレタンベルトや樹脂ベルトとも呼ばれるラバー系ベルト。
代表的なものにCASIOのGショックがあります。
最近では2015年にこれまで採用することのなかったロレックスでも
遂にラバー系ベルトを採用したことで話題になりました。
スポーツシーンでの着用に非常に相性がいいです。
メリットとしては
・柔らかくてスゴく軽い
・汗や汚れをカンタンに拭き取ることができる
・匂いがつきにくい
・革より丈夫
・腕時計の値段が手頃なものが多い
・カラーバリエーションが豊富
・金属アレルギーの心配がない
・キズが気になりにくい
デメリットとしては
・経年劣化でヒビが入る
・使い込むことで切れることがある
といったことが挙げられます。
手頃な値段のものが多いので、ベルトが固くなってきたり、
ヒビが出始めたら思い切って買い替えることをオススメします。
革製ベルト
出典 :https://item.rakuten.co.jp/mano-a-mano/u1013115/
一言、革製ベルトと言っても牛革やフェイクレザーなど様々な素材があり、
ひとつひとつに魅力があります。
デザインも豊富でフォーマルなものからカジュアルなものまで幅が広いのも特徴です。
メリットとしては
・金属ベルトより軽い
・高級感がある
・色、種類が豊富
・手入れをして使い込むことで革ならではの味が出てくる
・素材によって模様や風合い、肌触りに違いがある
デメリットとして
・汗や水分で劣化しやすい
・汗の匂いがつく
・ケアを怠るとカビが生える
といったことが挙げられます。
革ベルトのケア方法を少し書いておくと、他の本革の製品と同じく
、濡れたら小まめに拭き、定期的にミンクオイルを塗って空拭きをすると尚良いです。
好みもありますが、定期的なメンテナンスを行ない、
丁寧に使用することで最も高級感のあるベルトになると思います。
以下に革ベルトの種類を挙げていきます。
カーフ(牛革)
出典 : https://item.rakuten.co.jp/quelleheure/027-3381-00/
生まれて半年以内の子牛の革を使うことが多いです。
品質や値段に幅があり、カーフは成牛の革と比べてキメ細かく、キズも少ない革です。
やや固めのものもあるので、厚みが薄いものを選ぶと柔らかく快適に使うことができます。
控えめで落ち着いた風合いはカジュアルなシーンに良く合います。
画像の商品は、JUNGHANS(ユンハンス)のMeister Telemeter
・参考価格:税込 303,264 円
コードバン(馬革)
出典 :https://item.rakuten.co.jp/auc-rasin/n-tn130011bl2/
『キングオブレザー』と呼ばれると呼ばれるコードバンは、
馬の臀部の革でカーフの3倍の強度があると言われています。
馬一頭あたりからの採取量の少なく、カーフに比べて希少性が非常に高いです。
毛穴が少なく独特の光沢があり、肌触りも滑らかで、
使い込むほどに手に馴染み色合いや風合いが個性的になっていきます。
画像の商品はNOMOS(ノモス)のタンジェント ネオマティック ディープブルー
・参考価格:税込 315,000 円
ワニ革
出典 :https://www.styleoff.jp/products/detail.php?product_id=1618
クロコダイル、カイマン、アリゲーターなどの種類があるワニ革。
高級腕時計に使われることが多く、革は少し固めですが、丈夫です。
光沢がしっかりしていて、離れた距離からでもワニ革と分かる高級感があります。
画像の商品はBVLGARI(ブルガリ)のディアゴノ アリゲーターレザー DG40BSLD
・参考価格:税込 361,800 円
パイソン(ヘビ革)
出典 :https://item.rakuten.co.jp/mano-a-mano/x1458474/
革に柔軟性があり、ダイヤモンド型のキメの細かい模様も綺麗です。
シャークスキン(サメ革)
出典 :https://store.shopping.yahoo.co.jp/mano-a-mano/u1273037.html#
革の表面に細かい凹凸があり線状の模様を形成しています。
水分にも強く、高級革バンドの素材の中では抜群に耐久性が高いという特徴があります。
オーストリッチ(ダチョウ革)
出典 :https://item.rakuten.co.jp/tokeiya-ishikawa/c/0000000808/
クイルマークと呼ばれる羽を抜いた後にできる毛穴の模様が特徴的な革です。
耐久性が高いです。
上で紹介したものの他にも、リザード(トカゲ革)、ガルーシャ(エイ革)、
バッファロー(水牛革)、ラム(子羊革)、人口合成革など
様々な素材があるので好みと値段を相談して選ぶことができます。
金属製ベルト
出典 :http://gevrilgroup.com/watchrepair/metal-watch-bracelets-rubber-watch-straps-advantages/
金属製のベルトはフォーマルなシーンやビジネスシーンとの相性が良いです。
メリットとして
・水や汗に強く耐久性が非常に高い(数十年単位での仕様が可能!)
・カジュアル、ビジネス、フォーマルのシーンを選ばずに使うことができる
・独特の重量感や高級感がある
デメリットとして
・金属アレルギーのある人は使うことができない
・重量があり、他のベルトよりも少し重い
・長年の使用でベルトが伸びてくる
また、金属製ベルトにも幾つか種類があります。
ステンレス製
出典 :https://item.rakuten.co.jp/goodyonline/t2n-3lpti/
ステンレス製ベルトの特徴を短くまとめると『重いが、スゴく丈夫で、光沢が綺麗』ということになります。
腕時計に使われている金属製ベルトのほとんどがステンレス製です。
熱や水にも強く非常に丈夫で光沢があり、サビにも強く丁寧に使えば10年以上使うことができます。
ただ、重量があって少し重いので、重さをチェックしてから購入することをオススメします。
金属アレルギーのある人も要注意。
ステンレス製のベルトにも『巻きブレス』というものと『無垢ステンレス』というものがあります。
巻きブレスはベルトの中を空洞にして軽くしてある代わりに質感が劣ります。
価格帯は1万円前後のものが多いです。
無垢ステンレスはベルトの中が空洞でないベルトです。
メッキの加工がなく、仕上がりも綺麗ですが、空洞ではない分、スゴく重いです。
価格帯は3万円以上のものが多いです。
チタン合金製
出典 :https://item.rakuten.co.jp/cybertime/btb1201n/
チタン合金製のベルトはステンレス製ベルトのデメリットである重さと
金属アレルギーを一気に解決してくれる素材です。
ただ、その分値段が高くいので大人の男性にオススメ。
また、金属製のベルトは『コマ』と呼ばれる金属の板を繋げて構成されています。
コマの数によって装着感に違いがあり、コマ数が少ないとガッチリした装着感、
コマ数が多いと柔らかな装着感となります。
コマ数は、1連タイプ、2連タイプ、3連タイプ、5連タイプ、7連タイプ、9連タイプといったものの他に、
ミラネーゼと呼ばれる金属の粒をメッシュ状に編み込んだものもあります。
1連タイプ
出典 :http://housekihiroba.jp/shop/g/gOM1460
画像の商品はOMEGA(オメガ) constellation(コンステレーション)
参考価格:税込 4,525,200円
2連タイプ
出典 :http://housekihiroba.jp/shop/g/gCA1168
画像の商品はCARTIER(カルティエ) Ballom Bleu
参考価格:税込 1,242,000円
3連タイプ
出典 :http://housekihiroba.jp/shop/g/gHU659
画像の商品はHUBLOT(ウブロ) クラシックフュージョン
参考価格:税込 896,400円
5連タイプ
出典 :http://housekihiroba.jp/shop/g/g524540001
画像の商品はFRANCK MULLER(フランクミュラー) トノウカーベックス カサブランカ サハラ
参考価格:税込 1,252,800円
7連タイプ
出典 :https://item.rakuten.co.jp/jackroad/jl177
画像の商品はJAEGER LE COULTRE(ジャガー・ル・クルト) マスター グランド ウルトラスリム
参考価格:税込 834,300円
9連タイプ
出典 :https://www.syohbido.co.jp/item/0000673377214051m.html
画像の商品はOris(オリス) Artelier(アートリエ) デイト
参考価格:税込 216,000円
ミラネーゼタイプ
出典 :https://www.awc.co.jp/watch/n440.html
画像の商品はIWC Portfino Automatic(ポートフィノ)
参考価格:税込 420,200円
まとめ
いかがでしたか?
腕時計は大人のオシャレの代表的アイテムで
それ一つで自分の印象をガラリと変えられる力を持っています。
その中でどんなベルトの素材、色を選ぶかは大きなポイントになってくると思います。
各ベルトの魅力を押さえて、是非自分にあった腕時計を選んでみてください。